謎采配

矢野の勝負勘の無さが絶望的だ。コントロールの荒れてる高梨に理解不能のエンドランを仕掛けて失敗。梅野は初回に先制点に繋がるバントを成功させていて、あの場面のエンドランは明らかに愚策だ。送りバントを選択して成功させていた場合、チャンスに強い糸原、サンズに回る絶好のチャンスを演出出来ていた。梅野は高梨の大きなスライダーに空振りし、小幡は3塁で刺されアウト。阪神側に傾きかけていた流れが一気に巨人側のものとなった。これで完全に立ち直った高梨は、糸原、サンズを打ち取り無失点。阪神は1点でも取れていれば今日は違った結果になっていたかもしれない。これで巨人はM38が点灯し、優勝へのカウントダウンがはじまった。阪神は東京ドームでは今シーズン未だに勝ち星を上げることができておらず、巨人にカモにされている。菅野は開幕から無傷の11連勝、偉大な大投手スタルヒンの記録に82年ぶりに並んだ。今日の菅野出来はあまり良くなかったが、今季は何か持っているのだろう、勝ち星が付いてくる。それとは反対に高橋遥人は敵ながら可哀想だ。今日ばかりは阪神打線よりも矢野采配が原因だろう。

 

阪神 3-6 巨人        勝利投手 菅野   敗戦投手 高橋遥人

                                S デラロサ